にんにくの歴史

歴史の父と呼ばれるヘロドトス(Herodotus: B. C. 490-420)が「エジプト史」に残した記録では、にんにく(Allium sativum)はピラミッド建設に従事した労働者に与えられた神聖な食べ物の一つでした。

当時は激しい労働の疲労回復、衰弱、感染症の予防を目的にしていたと予想されます。

 

日本には中国、朝鮮半島から伝来したものと考えられていまして、「古事記」や「日本書記」においても記載があるため、この頃にはすでに日本に存在していたようです。ある説では4世紀に入ったとされています。

この頃、日本においては高価な薬として天然痘などの治療に珍重されていました。

貴族の中では一般的に認知されていましたが、一般的に食品としては鎌倉時代からです。

 

現在、にんにくの様々な機能性と薬理作用が研究されており、抗菌作用、抗酸化作用、抗ガン作用、免疫調節作用や解毒作用、抗高血圧作用、血小板凝集抑制作用などが報告されています。そしてその効果はアリシンを始めとする硫黄を構造の中に有する成分によるといわれています。

スペイン産紫にんにくは、アリシンが豊富に含まれています。